アート運転代行大阪
大阪府公安委員会認定 第620292号
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日別アーカイブ: 2015年12月25日

松屋町 運転代行

テオ・テスカトルが現れました。
文責担当はフヨフヨ浮かぶ系は苦手なのです… “おやつ”とまで云われたアマツマガツチも単独では倒せませんでした… 恐龍化したブラキディオスのが遥かにマシです。

さて、テオ・テスカトルというと攻撃手段に“粉塵爆発”があるのですが、粉塵爆発の一般的な説明として
「可燃性の粉体がある一定の濃度で空気中に浮遊している状態」に「引火」すると「連鎖的に燃焼」するのが“粉塵爆発”になります。
「連鎖的」というのがほぼ瞬時に瞬間にになるので、一気に燃焼=爆発となるわけです。物語で、小麦粉をぶちまけた部屋に銃を乱射したら爆発―というシーンがたまにあると思いますが、それです。
しかし、粉塵爆発を故意に引き起こすことは、ほぼ不可能なので、殆どあり得ません。
まぁ、“ほぼ”とか“殆ど”と云ってますようにまったく不可能ではありませんが、宝くじに当たるぐらいのバクチになるでしょう。

「ある一定の濃度」というのは粉体によっては異なります。濃くても薄くても“効果的”な“(連鎖的)燃焼”は望めないのです。キャンプで火を起こす時に、火種となる新聞紙とかをわざとクシャクシャにしたり引き裂いて細かくしたりと苦労して薪に火を着けても、今度は薪の配置を色々と換えたり空気を送り込んだりと苦労は絶えなかったりしますよね。
ライターでもマッチでも一回で必ず火が着くわけでもないのです。“引火”という現象は実はおいそれと起こるものではなく、ましてやそれから効果的な“連鎖的燃焼”というのはかなりの“奇跡”ともいうレベルの確率なのです。
かなりの経験を積んで、この部屋の規模ならばこの量の小麦粉を撒けば―ということが出来たとして、空気中に浮遊する程“軽い”とはいえ、重力の影響を受ける“重さ”はあるわけで、時間の経過により下に落ちるわけですから、「濃度」も落ちるわけです。火種のタイミングがわからなければ「引火」はし難いでしょう。火種が来る時に合わせて効果的な「濃度」になるように「可燃性の粉体」を散布できるような計算とは如何なるものでしょう?
「流体力学」とか「粉塵則」とかでかなりややこしい方程式があるのですが、文責担当は忘れましたっつーか、忘れたい… 搬送速度やら落下速度やら、リューベでパスカルとかソフトを使わずに電卓で自力で計算なンぞ、狂気の沙汰ですぜ?? それをカンで“爆発”させるなンて、絶対宝くじ買った方がいいレベルの強運だよ。

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