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大阪市 北区 運転代行

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北新地 運転代行

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天満橋 運転代行

さて、人間爆弾シリーズ(?)『スーパーロボットレッドバロン』。

ロボット博覧会が“鉄面党”に襲われ各国の技術の粋と威信をかけて製造されたスーパーロボットが奪われた。搬入が遅れて唯一無事だった日本のレッドバロンは悪の尖兵と成り果てたロボット群に立ち向かう。
レッドバロンに強奪ロボットが撃破されていく中、業を煮やした鉄面党は開発者の紅健一郎博士を誘拐し、レッドバロンと同等以上のスーパーロボットの製作を強制するが、博士は拒否。鉄面党は博士の身体に爆弾を埋め込み、レッドバロン唯一無二の操縦者である博士の弟の紅健にレッドバロンを渡すように取引を持ちかけるが、博士は弟に後を託して散華するのであった。
強奪ロボットに戦闘用の改造を施して繰り出してくる鉄面党の攻勢に、レッドバロンは劣勢に追い込まれ始めるが、
フィンガーミサイル、アームミサイルを備え、鋼鉄を砕くバロンパンチ、一億ボルトの高電圧を叩きつけるエレクトリッガーに一分間のリミッター解除で100万馬力を奮うバロンブレイクと、ロボットとしては究極の完成形の一つとされるレッドバロンは紅健一郎博士亡き今は、不用意な改造を受け付けさせずにいた。
レッドバロン自身を弄らずに、外付け武装を施す形で強化に成功するが、仲間が再び人間爆弾にされて紅健を苦しめるも、鉄面党の本拠地が火星にあることが判明する。
レッドバロンを宇宙に飛び立たせる強化外装スペースウイングが鉄面党の攻撃で破損し、レッドバロンは火星に行くことは出来ても地球に帰還が叶わなくなるが、それでも紅健は暁の茜の空にレッドバロンを出撃させる。
鉄面党基地に乗り込んだ紅健はそこに意識を奪われて生体ユニットとして鉄面党電子頭脳に繋がれていた行方不明だった父親を見つける。
兄を喪い、父親も奪われていた紅健はレッドバロンで鉄面党の本拠地を破壊するに至る。父親も救い出せたが、帰る手段がないレッドバロンは火星の赤い大地に立ち尽くすのであった―。

この後、レッドバロンとドッキング出来るように無理矢理改造を施したスペースバスで駆け付けた仲間に救出されて無事に帰還を果たすが、長年酷使されていた父の命の灯火は消えかけており、父の「息子(健一郎)の作ったレッドバロンを操縦したい」という願いを健は叶える。レッドバロンは健にしか動かすことが出来ない為、父を操縦席に座らせて後ろから抱き抱えるように共に操縦管を握る親子。子供のように喜ぶ父。だが、眠るように息を引き取り、次第に熱を喪っていく父の身体を抱きしめながら、健は操縦管を握る。黄昏が血のような紅に染めた平原を歩き続けるレッドバロン―。

正直、このエピローグは必要であったか疑問である。
名シーンではあるが。
物悲しく切ないエンディングは『ザ ムーン』にも匹敵する寂寥感半端ねっス。

道頓堀 運転代行

『無敵超人ザンボット3』の“人間爆弾”とはなんぞや?という事なんですが。

地球は宇宙からの猛威に曝された。それに対抗したのが、嘗て同様に故郷の星を滅ぼされ地球に移住してきた一族の末裔であった。
この日あるを想定していた一族は代々、先祖の宇宙船を改造し、戦闘ユニットを開発し、一族の子らに産まれた時より戦闘訓練を施していた。
立ち上がった一族に地球人の反応は冷たいものだった―。地球人からすれば、宇宙人同士の争いに捲き込まれたものとしか思えなかったからだ。
だが、次第に理解者、協力者も増えていく中で、主人公に好意をしめしていた少女が突如爆散する。本人も預り知らぬ内に体内に爆弾を埋め込まれていたのだ。
捕らえた人間に手術を施して再び解放し、人の群と合流した頃を見計らって爆発させる人間爆弾の存在に、人々は恐怖した。人間爆弾にされた人間の識別方が判りそれの解除、爆弾の摘出が不可能と判ると、人間爆弾たちは人間としての尊厳を守るために人々の群から自主的に離脱していく。伸びる葬者の列に主人公の級友も混じるが、家族恋しさに再び人々の群に戻ろうとするのを周囲の人間爆弾たちが取り抑える。泣き叫び、家族の名を連呼するその時、級友の爆弾が起爆する。周囲の人間爆弾が誘爆し立ち上る火柱を主人公たちは黙って見送るしかなかった。
激しい戦いの中で一族の内にも犠牲者が出始める。長老が逝き、親が子を守って散華し、従兄弟たちの必死の援護でただ一人敵性宇宙人の中枢に乗り込む主人公に突き付けられたのは、
敵の首魁がプログラムの端末の一つに過ぎず、
そのプログラムというのが、
宇宙の清浄化であったということ。
嘗ての一族の星も地球も、そこに棲まう文明人が幼い理性で宇宙に侵出すれば、他の惑星を害する凶悪な野蛮種として、排除の対象となったのだ。
迸る激情に委せて中枢を破壊し、地球を救った英雄として歓呼の列に迎えられながら、
もういない一族に向けて訊ねる主人公の「俺たち、つまらないものじゃないよな?」の言葉に応える者は当然いなかった―。

早々に打ち切りが決まり、話数が短縮された為に、逆に話が搾り込まれて余計な枝葉末節が排除された結果、非常にまとまった作品に仕上がっている傑作となっている。
“スーパーロボット”のカテゴリーに分類されるが、そのストーリーテリングは非常にシリアス。主人公の声を宛てているのが大山のぶ代ではあるが、話は非常にスパルタン。
光化学スモッグなどの公害が社会問題となり、ノストラダムスの大予言が大流行して、終末思想が蔓延した人間害悪説を反映した作りになっている。
件の人間爆弾は敵の作戦だが、パニックになった人間の剥き出しのエゴも見せ付けられる、是非とも抑えておきたい作品。

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