アート運転代行大阪
大阪府公安委員会認定 第620292号
七沢またりという作家さんがいます。
『死神を食べた少女』、『勇者、或いは化け物と呼ばれた少女』に『火輪を抱く少女』という作品があります。皆“少女”と付きますが、主人公は総て別人で“シリーズ”というわけではないようです。
まぁ、世界観はほぼ共通のようで、少なくとも死神と化け物勇者は主人公同士はちょっとした知り合い(ほんの一時のすれ違い程度)である描写があります。
あと、まぁ、主人公である“少女”が殆ど同一人物であるかのような性格と人格をしてますが、
“同じ”キャラクターで違う話を造っている手法は実験的であります。
果たして、作者が“共通キャラクターでまったく違う物語”を意図しているのかしてないのかは判りませんが、“似たような話”という安心感があります。
そう。“安心”。似たような話だろうが、非常に面白いと言えます。定番ものの安定感とも謂えましょう。
さて、それぞれの“少女”ですが、
死神は自身の命を苅りに来た死神を食べることにより力を得、
化け物勇者は元から力を有しており、
火輪は、ある組織の人体実験の生き残りで、人工的に力を付けられています。
ナニやら『仮面ライダーアギト』的ですな。