アート運転代行大阪
大阪府公安委員会認定 第620292号
格闘技は技術なので学べば身につきますが、その進度と深度は人によりけりです。なので、
「○○流の●●さんが強い」という言い方になります。
○○流が強い、という事には仲々ならないのですが、ある一流派が格闘技界を席巻したことがあります。まぁ、流派というより格闘スタイルになりますが、それが
グレイシー柔術です。
“コンデ・コマ”前田光世に伝授された柔術を、グレイシー一族が
「畳(マット)上で一対一」という条件下で特化するように削ぎ込まれた格闘スタイルです。
相手の上に馬乗りになるという一見すると「子供の喧嘩」が、実に恐ろしい“技”に昇華しており、一時期アルティメット系の格闘技はマウントポジションの取り合いに終始してて、非常に地味な画面な上に短時間(下手すると一分切ってましたな)で終わってしまってました。
高度な駆け引きとかあるンですが、パッと見はホント地味でした。
余談ですが、ブラジルでは雨後の竹の子の如く“JIU-JITU”道場が乱立してました。
グレイシー柔術は格闘技界の頂点に君臨したのですが、
あまりにも広まったために、グレイシー柔術は研究され研究し尽くされてマウントポジションの絶対的な優位性は損なわれてしまい、今では選択肢、駆け引きの一つと成り果ててしまいました。
世に出なければグレイシーは今でも“世界最強”であったかもしれません。